防衛省大規模接種センター、今月末で終了「接種全体進んだと自負」

自衛隊東京大規模接種センター内のワクチン接種を終えた人が副反応の様子を見るための待合室。今は空席が目立つ=17日、東京都千代田区(市岡豊大撮影)
自衛隊東京大規模接種センター内のワクチン接種を終えた人が副反応の様子を見るための待合室。今は空席が目立つ=17日、東京都千代田区(市岡豊大撮影)

防衛省は17日、東京、大阪に開設されている新型コロナワクチンの自衛隊大規模接種センターが今月末で終了するのを前に、両センター内部を報道公開した。東京では131万回分を接種した。運営に当たった隊員や医官らが記者団の取材に応じ、「ノウハウを他会場の接種に生かすことができた」と意義を語った。

東京都千代田区の東京センターでは今年5月の受け付け開始以来、1日約1万人に接種を実施。最近は予約が減って1日数百人程度に減少した。17日には毎日行われる会議の様子も公開。当日の接種者の動きに関わる天候予測や予約状況が報告された。

東京センター長を務める水口靖規1等陸佐は「開設当初、接種率が4%しか進んでいなかった中で、自治体や職域の方にも研修していただき、全体の接種が進んだと自負している」と振り返った。

センターでは旅行会社や人材派遣会社と連携し、自衛隊にとっては異例の官民共同作戦となった。ワクチン管理支援係の西田祐太郎1等陸尉は「やはり準備段階が全て手探り状態で頭を使った。民間とともに運営するのは初めてで労務時間などにも非常に気を使った」と述べた。