「福岡県域オールJA」構想は令和12年度に 中央会

組織再編戦略などを議論したJA福岡中央会の県大会
組織再編戦略などを議論したJA福岡中央会の県大会

福岡県農業協同組合中央会(JA福岡中央会)は17日、福岡市中央区のアクロス福岡で県大会を開き、令和4~6年度の中期方針を決議した。県内20あるJAを合併する「県域オールJA」構想について、12年度をめどに実現させることなどを盛り込んだ。

人口減少や高齢化に伴う組合員の減少から、JAを取り巻く環境は全体的に厳しい。「県域オールJA」構想は、事務部門などの集約による効率化や、取り扱う品目数や数量をまとめることで、価格交渉力を向上させ、農家の所得増加を目指した。

ただ、JA間には経営基盤に格差があることなどから、前回大会で決議した令和4年の合併実現には慎重論が出ていた。JA福岡中央会の乗富幸雄会長は大会後の記者会見で「JAは組合員が主体だ。現場の声を大事にしながら、合併について進めていきたい」と述べた。