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〈独自〉【SNSの罠】フォロワー計1万人の女子高生3人が援助交際

大阪府警少年課が、ツイッターなどを利用して援助交際をしていた大阪府内の高校に通う女子高生3人を保護するとともに、女子高生たちを買春したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で、男7人を摘発していたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。

女子高生たちは、ツイッターで援助交際用のアカウントを開設して互いに連携を取りながら客を募っており、計約1万人のフォロワー数を抱えていたという。府警は今後、女子高生たちと援助交際を行ったとされるほかの男らについても立件する方針。

捜査関係者によると、7人は大阪府や京都府に住む20~40代の会社員や公務員で、それぞれ昨年11月~今年4月、大阪府内のホテルや車内で、ツイッターで知り合った女子高生たちに対して現金を渡し、みだらな行為をした疑いが持たれている。

府警は今年6~10月、男7人のうち4人を逮捕、残る3人を書類送検。全員容疑を認めており、「女子高生が好きで手を出した」などと供述しているという。

女子高生3人は同じ高校に通う16~17歳。今年3月、ホテルから出てきた男を府警が職務質問したところ、3人がツイッターなどで知り合った男らと援助交際していたことが発覚したという。府警幹部は「女子高生たちには指導を行い、今後被害に遭うことのないような措置を講じる」としている。



「手軽に高額」犯罪の危険性

女子高生たちはツイッターやLINEといった会員制交流サイト(SNS)を使って男らと知り合っていた。近年、援助交際はSNSで買春・売春する相手を募るのが主流とされているが犯罪に巻き込まれるケースは後をたたず、府警幹部が注意を呼びかけている。

《明日、〇〇(地名)へ行こっかな~♡》。女子高生がツイッターに投稿した文面の下には、援助交際を表す《円》《エン》《サポート》といった隠語が並んでいた。

女子高生たちはあらかじめLINEで連絡を取り合って互いの予定を確認した上で、援助交際をほのめかすツイッターを投稿。返信があった男とダイレクトメッセージでやり取りし、値段交渉などを行った。

1人が援助交際の募集をかけた際はほかの2人も協力してツイッター上で相手を募集し、男が複数の相手を希望した場合は一緒に援助交際に加わった。3人は「(ツイッターを使うことで)手っ取り早く高額を稼げる」などと話していたという。

不特定多数の人と手軽に連絡がとり合えるSNS。援助交際やパパ活で相手を募集するツールとして利用されるが、知らないうちに犯罪に巻き込まれることもある。警察庁のまとめによると、SNSをきっかけに児童買春関連事件に巻き込まれた18歳未満の子供は、近年増加傾向にあり、令和元年は1300人で、平成28年(1130人)の約1・15倍。令和2年は1080人と減少しているが、コロナ禍で一時的に落ち込んだとみられる。

過去には、誘拐や殺人などの重大事件に発展したケースもあり、府警幹部は「盗撮したものをネットで拡散や販売されたり、それをネタに脅迫されたりする危険性もある」と注意を呼びかけている。