中国恒大子会社を提訴 内装会社に43億円滞納

中国不動産大手、中国恒大集団のロゴ=9月、広東省深圳(ロイター=共同)
中国不動産大手、中国恒大集団のロゴ=9月、広東省深圳(ロイター=共同)

経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の子会社が工事費を滞納しているとして、工事を請け負った内装会社が17日、各地の裁判所に計約2億3800万元(約43億円)の支払いを求めて提訴したと発表した。恒大は各地で中断していた住宅建設を再開したが、同様の訴訟が続けば資金繰りに影響しそうだ。

この会社は上海の上海全築控股集団。発表によると、上海全築は10月8日から11月16日にかけ、恒大の不動産部門の子会社である恒大地産集団や関連会社を相手取り、上海市や湖北省武漢市などの裁判所に提訴し、受理された。訴訟件数は計333件という。

恒大は広東省などで滞っていた住宅建設を再開し、工事が順調に進んでいるとアピールしている。一方、中国の地方政府は、恒大が住宅建設の資金を別事業の債務返済に流用しないよう監視を強化しているとされる。(共同)