和歌山市大規模断水 市長がボーナス全額返上へ

和歌山市の紀の川に架かる「六十谷(むそた)水管橋」が崩落し、大規模断水が発生した問題で、市は17日、断水で臨時休業などを余儀なくされた事業者に対し、損害補償以外の損失についても援助すると発表した。援助額は、崩落の発生した10月分の売上減少額と利益率で算出し、水道料金の1カ月分の減免額を超えた額としている。

この日の市議会の水管橋崩落に関する協議会で、市が明らかにした。

市によると、対象は、断水で損失を受けた紀の川以北地域の企業、店舗などの事業者。

具体的な援助額は、前年10月分と今年10月分の売上額の比較や、今年7~10月分の売上額などから算出。申請には、申請書類のほかに、確定申告書書類や売上日報(今年7~10月)などが必要としている。

申請の受け付け場所は、河西、河北、北の各コミュニティセンターと市役所1階を予定。日時は調整中だが、早ければ12月から受け付けを始めるとしている。

一方、尾花正啓市長は、大規模断水で市民生活に大きな影響を与えたとして、冬のボーナスにあたる期末手当を全額返上する方針を固めた。

市の水道事業を管轄する瀬崎典男・公営企業管理者も期末手当を全額返上する方針で、必要な条例改正案を市議会に提案する。