東京都が1日10万件のコロナ検査体制整備 「第6波」に備え

東京都庁舎=東京都新宿区
東京都庁舎=東京都新宿区

東京都は17日、新型コロナウイルスの感染「第6波」に備え、PCRなどによる1日最大10万件の検査体制を確保すると発表した。今夏の第5波では1日の検査数が最大4万2千件に上っており、インフルエンザの流行期と重なる可能性も踏まえ、2倍以上の検査能力を備えることにした。

都内では8月の感染ピーク時に、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数が4923人に達した。都は検査での陽性率などを基に、今後の検査需要を1日最大5万7500件と試算。インフルエンザの発熱に伴う検査数増加や需要の上振れなども考慮し、10万件の検査能力を整備する。

これまでも、都の保健所や民間検査機関などで1日9万件超の検査能力を保持していたが、第5波では濃厚接触者や感染が疑われる人への検査が十分に及んでいなかったとの指摘もあった。都は「保健所で対応できない部分は外部委託を進める」とし、検査体制の拡充を図る。