コロナ対策の持続化給付金を詐取、被害3億円超か 容疑の2人逮捕

警視庁=東京都千代田区
警視庁=東京都千代田区

新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊などは詐欺の疑いで、千葉県市原市牛久の職業不詳、冨久尾(ふくお)満容疑者(48)と、横浜市緑区白山の自営業、内山義一容疑者(50)を逮捕した。2人は「間違いない」と容疑を認めている。

組特隊によると、2人は自動車販売会社の元同僚で、内山容疑者が昨年4月、名義人を勧誘して給付金の虚偽申請を行うことを発案。同5月から12月にかけ、知人を介すなどの方法で計約380人を勧誘し、給付金約3億7千万円を受給していたとみられる。うち3割程度を手数料として得ていたという。

冨久尾容疑者が名義人の勧誘と書類作成の指示を、内山容疑者が実際の申請を担当したとみられる。昨年8月、勧誘したうちの1人が武蔵野署へ申告して発覚した。

逮捕容疑は昨年7月23日、勧誘した都内の20代の女性の収入が減少したように装い、同30日、持続化給付金100万円を振り込ませてだまし取ったとしている。