次期FRB議長人事「4日以内」 バイデン大統領判断、パウエル氏続投かブレイナード氏昇格か

FRBのパウエル議長(ロイター=共同)、ブレイナード理事(FRB提供・共同)
FRBのパウエル議長(ロイター=共同)、ブレイナード理事(FRB提供・共同)

【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は16日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事を「およそ4日以内」に決めると記者団に語った。来年2月に任期を迎えるパウエル議長の再任案と、ブレイナード理事を昇格させる案が有力視されている。

バイデン氏は次期議長の選考にあたり、今月4日、パウエル氏とブレイナード氏に、それぞれ面会したと米紙に報じられていた。

新型コロナウイルス危機への対応手腕から、パウエル氏続投が濃厚とみられていた。ただ、金融業界の規制強化に前向きなブレイナード氏を推す声が与党・民主党左派グループで強く、同党を率いるバイデン氏の判断が注目される。

パウエル氏とブレイナード氏はともに、積極的な金融緩和でコロナ危機後の雇用回復を急ぐべきだとの立場で共通しており、ブレイナード氏に交代しても金融政策が大きく変わることはないとの見方が大勢だ。

FRB議長の任期は4年。共和党員のパウエル氏はトランプ前大統領(共和党)の指名で2018年に就任した。民主党員のブレイナード氏は過去の民主党政権で財務省高官などを務めた経歴がある。