新米10月価格、13%安 コロナで需要減、下落続く

稲を刈り取る高校生ら=兵庫県豊岡市下宮
稲を刈り取る高校生ら=兵庫県豊岡市下宮

農林水産省は16日、令和3年産の新米の出回りが本格化した10月の出荷業者と卸売業者の相対取引価格が、玄米60キロ当たりの全銘柄平均で前年同月より約13%安い1万3120円だったと発表した。金額ベースでは1945円の下落となる。新米の出回りが始まった9月は前年同月より約12%安い1万3255円で、2年連続の値下がりとなっていたが、さらに小幅な下落となった。

米価は新型コロナウイルス禍による外食需要の低迷で下落傾向にある。政府は今月19日に決定する経済対策に、コメの保管経費を支援して一定期間、供給量を調整するなどの施策を盛り込み、価格下落を抑えたい考え。今後の値動きへの影響が注目される。