正月の縁起物「大福梅」の袋詰め 北野天満宮

大福梅の袋詰めをする巫女ら=京都市上京区
大福梅の袋詰めをする巫女ら=京都市上京区

無病息災を願う正月の縁起物「大福(おおふく)梅」の袋詰めが16日、北野天満宮(京都市上京区)で始まり、4人の巫女(みこ)が、梅6個と正月飾りに使われる植物、裏白(うらじろ)を丁寧に和紙で包んでいった。袋詰めは12月上旬までで、今年は3万袋を用意する。

大福梅に使われる梅は6月に境内にある約1500本の木から約2トンが収穫され、7~9月に塩漬けして天日干ししていた。

大福梅は天暦5(951)年に疫病が流行した際、村上天皇が梅入りの茶を飲んで病を治したことから始まり、正月にさ湯や茶に入れて飲むと無病息災の御利益があるとされてきた。

巫女の堤菜央さん(25)は「新型コロナウイルス収束を願って詰めている。元日に飲んで無病息災で過ごしていただきたい」

と話していた。

大福梅は1袋700円。「事始め」にあたる12月13日午前8時半から授与され、郵送での授与も受け付ける。