米ホワイトハウスが16日に発表した声明によると、バイデン米大統領は中国の習近平国家主席とのオンライン首脳会談で、台湾海峡の平和と安定を損なう一方的な行動に「強く反対する」と表明した。また、新疆ウイグル自治区やチベット、香港での中国の行動に懸念を表明した。
中国国営新華社通信によると、習氏はこれに対し、「台湾は中国の一部だ。平和統一に向け最大限努力するが、『台湾独立』勢力がレッドラインを越えれば断固とした措置を取らざるを得ない」と強調。「人権問題を口実に他国の内政に干渉することには賛成しない」と述べた。