「ごめんなさい。この言葉しか出てこない」 八街児童5人死傷事故で被告 第2回公判

梅沢洋被告
梅沢洋被告

千葉県八街市の児童5人死傷事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪に問われた元運転手、梅沢洋被告(60)の第2回公判が15日、千葉地裁(金子大作裁判長)で開かれ、弁護側による被告人質問が行われた。

梅沢被告は、事故原因は「飲酒による居眠りだと思います」と証言。「会社に帰る前だと週に1、2度。日報を書きながらも含めると週に2、3度」と、常習的な業務中の飲酒を認めた。事故当日は、昼食の弁当のマグロの刺し身の味が薄く、「しょうゆと焼酎で味をつけなおして食べた。味を足すのに封を開けていたので(焼酎を)飲んでしまった」と証言。被害者や家族に「ごめんなさい。この言葉しか出てこない」と謝罪した。

被告の元上司は検察側証人として出廷し、下請けの従業員から「梅沢、酒臭いぞ」と4回に渡って苦情があったと証言した。2回目の苦情の際に「気をつけてください」と注意したが、被告はふてくされたような態度で「ああ、わかった」と返事をしたという。

法廷では被害者家族からとみられるすすり泣く声で、裁判が一時中断した。 次回公判は来月1日の予定。