福岡市が12月からワクチン追加接種

福岡市は15日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について今月下旬にも対象者に接種券の送付を始めると発表した。接種は12月1日からで、今後、2回目の接種から8カ月以上が経過するまでに順次送付し、予約を受け付ける。

当面の対象者は先行して接種した医療従事者らで、65歳以上の高齢者らの接種スタートは来年1月中旬となる見込みだ。

ただ、市が今回3回目の接種券を発送できるのは接種記録を把握できている市民に限られる。現行法では本人の同意なしにマイナンバーとひも付けられたワクチン接種記録を確認することはできないため、接種後に転入した場合などで、接種券の送付漏れは確実に生じるのが実情だ。

この点について、高島宗一郎市長は記者会見で「(自治体間の)情報連携ができていない。法改正を待っていたら間に合わない。特例で(共有を)認めるべきだ」と述べ、自身がメンバーに選ばれた行政機関のデジタル化の推進や規制改革などを議論するデジタル臨時行政調査会で問題提起する考えを示した。