政活費1248万円を不正受給、元山形県議が陳謝も「認識なかった」と釈明

記者会見で陳謝する元山形県議の野川政文氏=15日、山形市(柏崎幸三撮影)
記者会見で陳謝する元山形県議の野川政文氏=15日、山形市(柏崎幸三撮影)

政務活動費を不正受給し、山形県議を辞職した野川政文氏(67)が15日、山形市内で記者会見し「多くの方にご迷惑をおかけし深くおわびする」と陳謝した。不正受給の総額は13年間で計約1248万円に上り、全額を返還する意向を示した。

野川氏によると、中学校の同級生だった女性を事務所のスタッフとして週3日の勤務で雇い、平成20年度から令和2年度まで月8万円を支給したとしていた。女性は実際には働いていなかったものの月1万円を支払い、残りの7万円を政治資金として流用していた。

野川氏は「女性からの援助であり、不正との認識はなかった」と釈明。資金の使い道は、自身のセミナーの講師に支払った講演料などで「個人的な流用はしていない」と主張した。ただ、支払先の領収書など客観的な資料はないという。

野川氏は全国都道府県議会議長会長や自民党県連の幹事長を務めた。