35周年の中村美律子「集大成公演、みなさんと」

「"これぞみっちゃん"という舞台を展開したい」と意気込む中村美律子
「"これぞみっちゃん"という舞台を展開したい」と意気込む中村美律子

〝河内音頭のみっちゃん〟こと、大阪出身のベテラン演歌歌手、中村美律子。8月にデビュー35周年を記念するシングル「命の花道」を発表し、11月16、17の両日には新歌舞伎座(大阪市)で記念公演を行う。「35周年の集大成となる公演。みなさんと一緒に人生の花道を歩いていきたいとの思いで歌います」と意気込みを語った。

8月発売の新曲はど真ん中の直球演歌で、一聴するだけで中村と分かるはつらつと力強い歌唱が特長。「35周年を意識して書いてくださった歌詞に加え、私のファンはこういう歌を待っていたんだと実感できる素晴らしい曲」と胸を張る。

大阪府東大阪市出身。昭和61年に「恋の肥後つばき」でデビュー。平成4年に「河内おとこ節」で念願のNHK紅白歌合戦に初出場。その後も「島田のブンブン」「おんなの純情」などで出場を重ねた。

「長いようで、あっという間だった」という35年だが、振り返っても「一番うれしかったのは紅白に初出場したとき。天にも昇る気持ちでした」。逆につらかったのは「紅白に出られなかったとき。ファンのみなさんのがっかりした顔を見るのが本当につらくて…」。

新歌舞伎座での公演は大きな節目を祝う。副題に「~人が好き 歌が好き この道をゆく~」とある通り、「ファンと共に〝これぞみっちゃん〟という舞台を展開したい」と力を込めた。問い合わせは新歌舞伎座テレホン予約センター(06・7730・2222)まで。(岡田敏一)