李登輝氏しのび男声合唱 台湾、蔡総統も鑑賞

台湾の李登輝元総統をしのび開かれた男声合唱団の音楽会=15日、台北(李登輝基金会提供・共同)
台湾の李登輝元総統をしのび開かれた男声合唱団の音楽会=15日、台北(李登輝基金会提供・共同)

昨年7月に死去した台湾の李登輝元総統をしのぶ男声合唱団の音楽会が15日、台北市の国家音楽庁で開かれた。 李氏が生前に主宰した李登輝基金会が開催し、蔡英文総統を含む約1800人が鑑賞した。

李氏の生涯に関係が深い日本統治や総統直接選挙、宗教信仰など10テーマを設定し、それぞれにふさわしい曲目を選んだ。晩年に好んだ日本の楽曲「千の風になって」も演目に含まれた。

李登輝元総統をしのぶ男声合唱団の音楽会を訪れた蔡英文総統=15日、台北(共同)
李登輝元総統をしのぶ男声合唱団の音楽会を訪れた蔡英文総統=15日、台北(共同)

李氏の秘書を務めた基金会の早川友久さんは「台湾に民主を打ち立てた李総統の功績を伝えていくとともに、残された人たちが自由と民主主義を守っていく必要があると感じてもらいたい」と話した。来年以降もテーマを変えながら続けていく予定だ。

李氏は台湾初の本省人(台湾出身者)総統として、総統直接選挙などの民主化を推進した。多臓器不全のため97歳で死去した。(共同)

台湾の李登輝元総統をしのぶ音楽会の会場の国家音楽庁=15日、台北(共同)
台湾の李登輝元総統をしのぶ音楽会の会場の国家音楽庁=15日、台北(共同)