コシノジュンコ氏「前回万博と違いを」 タカラベルモント

トークイベントに登場したコシノジュンコさん=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
トークイベントに登場したコシノジュンコさん=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)

理美容機器メーカーのタカラベルモントは16日から大阪市中央区の本社で、1970(昭和45)年の大阪万博へパビリオン「タカラ・ビューティリオン」を出展した時に関する貴重な所蔵資料などを集めた展示イベントを開催する。それに先立つ15日、当時パビリオンのコンパニオンの制服を手がけたデザイナーのコシノジュンコ氏を本社に招き、トークイベントを開いた。

自らデザインした「タカラ・ビューティリオン」コンパニオンユニホームを横にトークイベントを行うコシノジュンコさん=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
自らデザインした「タカラ・ビューティリオン」コンパニオンユニホームを横にトークイベントを行うコシノジュンコさん=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)

コシノ氏は2025(令和7)年の大阪・関西万博で大会運営に助言するシニアアドバイザーも務める。トークイベントでは「コロナ禍を経験した今、命の大切さをどう形にするか。大阪・関西万博は前回の大阪万博との違いを見せ、影響を与えるものでなければならない」と呼びかけた。

展示イベント「美しく生きる喜び~1970年大阪万博から始まる美の哲学」は、タカラベルモントが今年、創業100周年を迎えたのをを機に改装した大阪本社1階ロビーで16日~12月17日に開催する。初公開となる建築家の黒川紀章氏によるパビリオンの設計図やスケッチを始め、コシノ氏が手がけた制服など計28点を無料で鑑賞できる。

記念撮影に応じるタカラベルモント会長兼社長の吉川秀隆氏(左)とデザイナーのコシノジュンコさん=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
記念撮影に応じるタカラベルモント会長兼社長の吉川秀隆氏(左)とデザイナーのコシノジュンコさん=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)

制服は黄色のパンツにリバーシブルのマントをまとうスタイルで、ミニスカートが流行した当時としては珍しいデザインだった。

展示された「1970年大阪万博出展パビリオン『タカラ・ビューティリオン』」の模型=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
展示された「1970年大阪万博出展パビリオン『タカラ・ビューティリオン』」の模型=15日午後、大阪市中央区(須谷友郁撮影)

パビリオンはジャングルジムのような骨組みにカプセルを組み込んだ建造物で、世界初のカプセルホテルとして昭和54年に開業した「カプセル・イン大阪」(大阪市北区)の原型となったという。