役場再開へ仮設庁舎起工式 福島・双葉で来夏目指し

福島県双葉町の仮設庁舎の起工式でくわ入れをする(左から)内堀雅雄福島県知事、西銘復興相、伊沢史朗双葉町長=15日午後
福島県双葉町の仮設庁舎の起工式でくわ入れをする(左から)内堀雅雄福島県知事、西銘復興相、伊沢史朗双葉町長=15日午後

東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町は15日、町内での役場機能の本格再開に向け建設する仮設庁舎の起工式をJR双葉駅近くで開いた。来年8月下旬の業務開始を目指す。

町は帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示を来年6月以降に解除する見通しを示している。同県いわき市に置いている役場の主要機能を町内に戻し、帰還する住民の暮らしをサポートする。

仮設庁舎は軽量鉄骨2階建てで、延べ床面積3145平方メートル。災害時の電源確保のため屋上に太陽光パネルを設置する。伊沢史朗町長は起工式で「仮設庁舎の建設で、安心して町に住める思いを醸成させ、町の復興を加速させる」と述べた。

震災前の町役場は地震で半壊しており、解体することにしている。町は将来的に、町内に仮設でない役場を建設したいとしているが、場所や時期は未定となっている。