ミャンマーで米国人解放 笹川陽平氏ら働きかけ 禁錮刑の英字誌編集幹部

ミャンマーで禁錮11年の判決を受けたダニー・フェンスター氏=2018年、デトロイト(家族提供、AP=共同)
ミャンマーで禁錮11年の判決を受けたダニー・フェンスター氏=2018年、デトロイト(家族提供、AP=共同)

ミャンマーで拘束され、虚偽ニュースを広めたなどの罪で禁錮11年の判決を受けた英字誌「フロンティア・ミャンマー」の編集幹部で米国人のダニー・フェンスター氏(37)が15日、解放された。ミャンマー国軍が発表した。国軍は声明で、笹川陽平日本財団会長らの働き掛けを受け、日米両国との関係を考慮して解放したと表明した。

同誌によるとフェンスター氏は既に出国した。笹川氏はミャンマー国民和解担当の日本政府代表で、13日にミン・アウン・フライン総司令官と面会していた。声明は他に日本ミャンマー協会会長の渡辺秀央元郵政相、米国の元国連大使ビル・リチャードソン氏から解放を要請されたと指摘した。

フェンスター氏は5月24日、最大都市ヤンゴンの空港から出国しようとしたところを拘束された。今月12日に虚偽情報流布のほか、出入国管理法違反と非合法組織に関わった3つの罪で禁錮11年を言い渡されたばかりだった。(共同)