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東京サントリーの田中GM「スポンサー間のハブ役に」 ラグビー新リーグへ構想

ペナルティゴールを決めるサントリーのボーデン・バレット=花園ラグビー場(甘利慈撮影)
ペナルティゴールを決めるサントリーのボーデン・バレット=花園ラグビー場(甘利慈撮影)

来年1月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」に参戦する東京サントリーサンゴリアスの田中澄憲(きよのり)ゼネラルマネジャー(GM)が産経新聞のインタビューに応じ、「ファンクラブに入らないと、サンゴリアスのホストゲームは見に行けないというところを目指したい」と抱負を語った。また、ホストゲームを活用し、スポンサー企業間の「ハブ役」となる構想も明かした。(運動部 橋本謙太郎)

取材に応じる東京サントリーサンゴリアスの田中GM
取材に応じる東京サントリーサンゴリアスの田中GM

--新リーグでは事業性や地域性の強化が求められている。ラグビー部の位置づけはどのように変わったのか

「いままではコーポレートサステナビリティ推進本部のCSR(企業の社会的責任)推進部の部署の1つだったが、4月からはスポーツ事業推進部として独立した部署になった。(収益を生まない)コストセンターから(稼ぎ部門の)プロフィットセンターとみられるようになった」

--会社の支援態勢や選手の雇用形態はどうなるのか

「基本的には変わらない。いままでどおり、プロ選手もいれば社員選手もいる。現在、プロ選手は50%くらい。それ以上は考えていない」

--社員選手をどう評価しているのか

「(ラグビー部の)OBも社内で活躍しているし、ラグビーだけでなく仕事もしっかりやりたいという選手も多く入ってくる。全員プロにする方が効率や強化面だけで考えればいいかもしれないが、われわれのチーム文化や理念からすると、あまりそういう考えにはならない」

--収益拡大の具体的な計画は

「ファンクラブでいうと、現在は2000人ぐらいなので、それを1年目は2500人にしたい。パートナーシップ、スポンサー(からの収入)も1年目は1億円というところを目標にやっており、それをどんどん上げていく計画がある」

--年間10万円のプレミアム会員など、ファンクラブでは以前から個性的な動きをしてきた

「プレミアム会員は募集をかけると一番最初に埋まる。けっこうなお金をいただくが、サービスという意味では、ファンの方々からするとお得と感じていただけているからと思っている」

--プレミアム会員は毎月(サントリーのビール)ザ・プレミアム・モルツが送られてくるというサービスが特徴的だが

「商品を消費者に届けるのがわれわれのビジネス。ただ、ビールは要らないけどそれでもプレミアム会員に入りたいという方もいらっしゃる。要はチケット。(こういう人たちにとっては)チケットの優先購入権があり、いい席を優先的に確保できる点がメインになっている」

--自主興行が行えることで活動に広がりは出てくるのか

「(座席の配分を)自分たちで計画してコントロールできる。新たに3万円と5万円のカテゴリーをつくり、ファンの方々にとっても魅力あるメニューを増やしているところ。ゆくゆくはファンクラブに入らないと、サンゴリアスのホストゲームは見に行けないとか、そういうところを目指したい」