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ウラ側の感動、発信楽しむ 白石麻衣

白石麻衣 撮影・川口良介
白石麻衣 撮影・川口良介

新聞記事を日々書いている身としてはつい気になってしまうタイトルである。企業、工場、気になる謎の施設…。普段は入れない場所にカメラが潜入するテレビ番組「ウラ撮れちゃいました」は、9月にレギュラー化したばかりの〝社会科見学バラエティー〟。「美人秘書」として、MC(司会)を担当する。

「企業や工場の裏側を見られる機会って、なかなかないですよね。最初聞いたときは堅い番組なのかな、と思いましたが、実際はソファに座ってゆったりと楽しい感じで見られる番組です」

ゴールデン帯のレギュラーMCを務めるのは初めて。「雇われ編集局長」のお笑いコンビ「かまいたち」と番組の進行役を担う。「お二人の空気感がすごくいいんです。まじめにやりすぎず、楽しんじゃう感じがちょうどいい。私も今後に生かしていければと思います」

各スタッフが足を使って撮影したVTRは見ごたえ十分。富士山の山開きを扱った回では、長期間滞在して山を上り下りしながら登山客たちの人間ドラマを引き出した。マツタケの初売りの回では、当初はマツタケ採りの名人から同行を断られながらも粘り強く交渉し、発見の瞬間を映像に収めることに成功した。

「スタッフさんが体を張っている姿が一番の見どころかもしれません。こんなことまでするんだ…という驚きや感動が毎回あるんですよ。個人的に見てみたいのは動物園の裏側。閉園後やオープン前の準備などを見てみたいですね」

アイドルグループ「乃木坂46」の〝絶対的エース〟として長年活躍。ただ、もともと芸能界に入るつもりはなかったという。転機は、音楽系の専門学校の入学後。新人発掘の一環として、オーディションを受けてみないかと誘われた。「せっかくなら受けてみよう、くらいの軽い気持ちで受けたのがきっかけでした」

平成24年、乃木坂46のメンバーとしてCDデビュー。約10年間にわたりアイドル界の最前線を歩み続けた。「もともと人前に出るのは好きじゃなかった。乃木坂46に入ってファンの方に応援してもらい、人と話す楽しさに気づけた。自分のことをたくさん知れた10年間でした」

昨年10月に卒業し、活躍の場を広げている。「卒業して1年ちょっとですが、ソロ活動の方がより自分と向き合える。女優業、ファッション雑誌、音楽、ユーチューブ…。いろいろな場所で発信していけたらと思います」(本間英士)

しらいし・まい 平成4年生まれ。群馬県出身。23年、乃木坂46の1期生として活動開始。29年発売のソロ写真集『パスポート』(講談社)は累計発行部数50万部超の大ヒットを記録した。昨年10月に乃木坂46を卒業。女優やモデルとして活動し、映画「スマホを落としただけなのに 囚(とら)われの殺人鬼」やドラマ「漂着者」(テレビ朝日)などに出演。来年2月公開の映画「噓喰い」にも出演する。

「ウラ撮れちゃいました」は、テレビ朝日、木曜午後7時。