竜王獲得から一夜 藤井四冠会見「昇龍」掲げる

史上最年少で「四冠」という称号を手に入れた竜王戦七番勝負第4局から一夜明け、記者会見で「昇龍」と書いた色紙を持つ藤井聡太四冠=14日午前、山口県宇部市(沢野貴信撮影)
史上最年少で「四冠」という称号を手に入れた竜王戦七番勝負第4局から一夜明け、記者会見で「昇龍」と書いた色紙を持つ藤井聡太四冠=14日午前、山口県宇部市(沢野貴信撮影)

将棋の第34期竜王戦七番勝負第4局を4勝0敗で制して竜王を獲得、19歳3カ月の史上最年少で4冠保持者になった藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=が対局から一夜明けた14日、山口県宇部市内で会見。竜王にちなみ「昇龍」と揮毫(きごう)した色紙を手に「龍が勢いよく空に昇るように上を目指していきたい」と抱負を述べた。

スーツにスニーカー姿で登場した藤井四冠。昨夜は家族と電話で話して「おめでとうと言ってもらえた」と表情をほころばせた。現地に来ていた師匠の杉本昌隆八段(53)にも「声をかけてもらった」と明かした。就寝はいつもより遅い午前2時ごろ。8時ごろに起きたという。

竜王の獲得から一夜明け、記者会見する藤井聡太四冠=14日午前、山口県宇部市(沢野貴信撮影)
竜王の獲得から一夜明け、記者会見する藤井聡太四冠=14日午前、山口県宇部市(沢野貴信撮影)

10月の棋聖就位式で「雲外蒼天」と揮毫し「強くなることで、今まで見えていなかった新しい景色が見えてくるかなと思うので、それを目指していきたい」と語った藤井四冠。

竜王を獲得し、見えている景色は変わったか尋ねられると「考えても分からない将棋が多いが、少しずつ序盤に対する理解度が上がっている気がする。引き続き違う景色が見えるよう目指したい」と話した。