鹿児島で鳥インフル 九州初 3万8千羽殺処分

鹿児島県は13日、出水市の養鶏場で多数の鶏の死骸が見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されたと発表、飼育する採卵鶏約3万8500羽の殺処分を始めた。養鶏場での鳥インフルの発生は九州では今季初、国内では秋田に続いて2県目。

九州は全国有数の「養鶏王国」。農林水産省の畜産統計(今年2月時点)によると、鹿児島県は採卵鶏の飼育数が全国3位、ブロイラーが宮崎県に次ぐ2位で、計約3573万羽に上る。鹿児島県は鶏や卵の移動・搬出を制限し、車両の消毒ポイントを設けるなど防疫対策を急いだ。

鹿児島県によると12日午前、養鶏場で鶏が複数死んでいるのが見つかり、簡易検査で陽性反応が出た。遺伝子検査の結果、疑似患畜と確認。県は殺処分開始とともに、半径10キロ圏内にある119農場の鶏計約553万羽や卵の移動・搬出を制限した。