日米外相「台湾の安定」重要性で一致 初の電話会談

林芳正外相
林芳正外相

林芳正外相は13日午前、米国のブリンケン国務長官と電話会談を行い、台湾海峡の平和と安定が重要であるとの認識で一致した。また、ブリンケン氏は米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が尖閣諸島(沖縄県石垣市)に適用されることを改めて明言した。

林氏が10日に就任して以降、外国の外相と電話会談を行うのはブリンケン氏が初めて。会談後、林氏は記者団に「自分もブリンケン長官もバンドを組んでいたこともあり、日米同盟の一層の強化に向けていいハーモニーを奏でていければと思う」と述べた。

会談で両氏は岸田文雄首相の訪米について、できるだけ早期に実現すべく調整していくことで一致した。また、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)に関しても早期開催を目指すことを確認した。

北朝鮮による拉致問題に関しては、林氏が「引き続きの理解と協力」を求め、ブリンケン氏はこれを支持した。「自由で開かれたインド太平洋」の実現、新型コロナウイルス対策、気候変動などでも緊密に連携していくことを確認した。