性犯罪で服役の男 住所無届けで初の過料 大阪府

大阪府庁=大阪市中央区
大阪府庁=大阪市中央区

子供への性犯罪で服役した男(32)が、住所などの届け出をするよう義務付けた大阪府の「子どもを性犯罪から守る条例」に違反したとして、府が5万円の過料を科していたことが13日、分かった。8月6日付けですでに納付済み。同様の条例を定めているのは大阪府と福岡県のみで、府によると住所無届けで過料を科したのは初めて。

同条例は平成24年に施行。18歳未満の子供に対する性犯罪の前科がある人が刑期満了後5年以内に府内に住む場合、14日以内に住所や生年月日、連絡先などを届け出るよう義務付けている。違反すると5万円以下の過料となる。

府などによると、男は実刑判決を受けて服役し、一昨年に出所した。今年1月以降、女児へのわいせつ行為で大阪府警に逮捕され、現在は再び服役している。生活実態がない奈良県に住民票を置いているとして、府警が2月、条例違反の疑いで府に通知していた。