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『あんしんえほん はじめての「よのなかルールブック」』 「しつけの軸」学べる必読書

『あんしんえほん はじめての「よのなかルールブック」』
『あんしんえほん はじめての「よのなかルールブック」』

□『あんしんえほん はじめての「よのなかルールブック」』高濱正伸監修、林ユミ絵(日本図書センター・1430円)


子育てにおいて、親の究極的な願いとはなんでしょう? それは、高い学力でも非凡な才能でもなく、わが子の体と心がいつでも「あんしん」できる状態にあること、ではないでしょうか。

本書は、そんな親の願いをかなえる一冊です。病気・事故・犯罪など、身近な危険から「自分を守れる子」になるために、小学校入学前後に身につけたい42の習慣を紹介します。

「しんごうがあおでも、みぎ・ひだりをみる」といった交通ルールはもちろん、「ポケットにてをいれないであるく」など、意外と見落としがちな危険にも言及。「こころがくるしくなったら、がんばるのをやすむ」など、心の状態への目配りも忘れません。

これらのルールは子供を窮屈にさせるものでは決してなく、むしろ「生きるための知恵」です。きちんと身につけ危険を回避できるからこそ、子供はのびのびと前向きに毎日を過ごすことができます。そして、親もおだやかな気持ちで、子供を広い世界へ羽ばたかせることができるでしょう。「自立・自活できている大人を育てる」をモットーとする、花まる学習会の代表である監修者の神髄がここにあります。

本書は令和2年に刊行し、ベストセラーとなった『おやくそくえほん』の続編です。合わせて親子で読めば、家庭内での「しつけの軸」をつくることができます。「大切なわが子に、どんなことを、どう伝えたらいいのだろう?」と悩むパパ・ママ必読です。

(日本図書センター出版部 高野愛実)