トランプ氏側近を起訴、議会襲撃調査で証言拒否

バノン元米首席戦略官(AP)
バノン元米首席戦略官(AP)

米連邦大陪審は12日、トランプ前大統領の側近バノン元首席戦略官を議会侮辱罪で起訴した。司法省が発表した。バノン被告は、1月の議会襲撃を調査している下院特別委員会が召喚状で命じた宣誓証言を拒否し、下院が刑事訴追を司法省に求めていた。

特別委に召喚状で証言を命じられたトランプ前政権高官らの一部は非協力的な姿勢を示しており、今回の起訴は調査への協力を促す圧力になる。

一方、特別委から同様の召喚状が出ていたトランプ前政権のメドウズ前大統領首席補佐官も12日の証言に応じなかった。米メディアによると、トランプ氏が調査への協力を拒否して起こした訴訟が継続中であることを理由に挙げているという。

特別委は国立公文書館に対し、トランプ前政権の議会襲撃への対応に関する文書などの提出を要求。トランプ氏が「大統領特権」を盾に差し止めを求めて提訴し、首都ワシントンの連邦地裁は訴えを退けた。(共同)