アジア太平洋地域の経済回復に協力 APEC

オンライン形式で開かれたAPEC首脳会議に出席する岸田首相=12日夜、首相官邸(内閣広報室提供)
オンライン形式で開かれたAPEC首脳会議に出席する岸田首相=12日夜、首相官邸(内閣広報室提供)

【シンガポール=森浩】日本や米国、中国、台湾など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が12日、オンライン形式で行われた。会議終了後の首脳宣言では、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済への対応が「最優先課題だ」と指摘し、「(アジア太平洋)地域が包括的かつ持続可能な形で成長を取り戻せるよう協力を強化する」とした。

経済回復のためには「世界貿易機関(WTO)を中核とするルールに基づく多国間貿易が重要な役割を果たす」とも強調。「地域の経済統合を進める」とも指摘し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの動きを歓迎した。

新型コロナをめぐってはワクチン接種の重要性を主張し、「ワクチン製造と供給を拡大する世界的な取り組みを支援する」と表明した。