肥薩線「レアもの」販売 豪雨で被害、座席やつり革 制御増幅器は6万円で販売

JR熊本駅で開かれた備品販売会で出品された、車内アナウンスに使うマイク「制御増幅器」=13日午前、熊本市
JR熊本駅で開かれた備品販売会で出品された、車内アナウンスに使うマイク「制御増幅器」=13日午前、熊本市

九州新幹線全線開通10周年の記念イベントが13日、JR熊本駅であり、昨年7月の豪雨被害で廃車になった肥薩線車両などの備品販売会が開かれた。運転席やつり革など「レアもの」の数々に、来場者が目を輝かせた。

JR九州によると、豪雨に伴う球磨川の氾濫で、熊本県人吉市の人吉駅に止まっていた肥薩線の車両2両がエンジン水没などで廃車に。イベントでは、うち1両の部品を中心に計301点を出品。つり革は500円、車内アナウンスに使うマイク「制御増幅器」は6万円で販売された。

JR熊本駅で開かれた、昨年7月の豪雨被害で廃車になった肥薩線車両などの備品販売会=13日午前、熊本市
JR熊本駅で開かれた、昨年7月の豪雨被害で廃車になった肥薩線車両などの備品販売会=13日午前、熊本市

母親と訪れた熊本市の小学5年生、山本瑛仁君(10)はドアの開閉スイッチや運転士用の時刻表を購入。「いつも目にするスイッチは、持ってみると思ったより軽くて驚いた。見たり触ったりして楽しみたい」と興奮気味だった。