三浦、木原組が「覚醒」 GP連続の表彰台

【フィギュアスケートNHK杯 2日目】ペアFS 三浦璃来・木原龍一組の演技=国立代々木第一体育館(桐原正道撮影)
【フィギュアスケートNHK杯 2日目】ペアFS 三浦璃来・木原龍一組の演技=国立代々木第一体育館(桐原正道撮影)

13日に東京・国立代々木競技場で行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯のペアフリーで第1戦で2位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が自己ベストの合計209・42点で3位となった。

三浦、木原組が2位だったスケートアメリカに続き表彰台に立った。スロー3回転ループの着氷で手を付くなど小さなミスは出たものの、大崩れしなかった。3位に木原は「成長を実感した」と感慨深げ。メダルセレモニーで気持ちよさそうにライトを浴びた。

目標はスケートアメリカで出した合計208・20点の更新だった。木原は209・42点のアナウンスを聞くと、ガッツポーズを繰り返した。ジャンプのミスを反省し演技後に涙を流した三浦は対照的に「まだまだ成長できる」ときっぱり。伸びしろはある。

2019年夏の結成で3シーズン目を迎えた。木原は五輪2大会出場の29歳。19歳の三浦は3人目のパートナーになる。三浦を投げて回転させるツイストリフトを初めて試したとき「こんなに浮くんだ」と好感触があった。相性の良さを信じて練習を重ね、北京冬季五輪シーズンで覚醒した。

会場では男子、女子選手に負けない多くの日の丸が揺れた。木原は「心強かった。少しずつでもペアに興味を持ってもらえてうれしい」と実感を込めた。愛称は2人の名前を組み合わせた「りくりゅう」。実力、人気とも急上昇している。(田中充)