浪速風

女性議員増へ意識改革を

10月31日に投開票された衆院選で当選した女性議員は、当選者全体の9・7%に当たる45人。今回は政治分野での男女共同参画推進法が施行されて初の衆院選だったが、平成29年の前回選(47人、10・1%)を下回る結果となった。候補者に占める割合も17・7%と前回(17・8%)を下回っていたのだから、むべなるかな

▼どのような候補者が選ばれるかには、候補者選定をする側が誰で、どのような方法で選ぶかが大きな影響を与える、とする政治学の研究がある。投票するのは有権者だが、そこには候補者を擁立する政党の考え方が反映されるというのだ。ならば、マジョリティーである男性政治家の色が濃くなるのは当然だろう

▼だが同法は政党に、男女の候補者をできる限り均等にするよう努力義務を課している。第5次男女共同参画基本計画が掲げる目標は、令和7年までに衆院選の女性候補の割合を35%にすること。改革すべきは、政治家の意識からだ。