師匠の誕生日に四冠 藤井「初めてプレゼントが…」 一問一答

竜王戦七番勝負を制した記者会見を開いた藤井聡太四冠=13日夜、山口県宇部市(沢野貴信撮影)
竜王戦七番勝負を制した記者会見を開いた藤井聡太四冠=13日夜、山口県宇部市(沢野貴信撮影)

将棋の藤井聡太三冠(19)=棋聖・王位・叡王=は、第34期竜王戦七番勝負の第4局で豊島将之竜王(31)をストレートで破り、4冠目の竜王を獲得した。新竜王となった藤井四冠は終局後、記者会見に臨み、ゆっくり言葉を選びながら報道陣の問いかけに応じた。一問一答は次の通り。


--おめでとうございます

「ありがとうございます」

--竜王という最高峰タイトルを手にした感想を

「はい。そうですね、まだ実感がわかないが竜王位は最高峰のタイトル。とても光栄に思っている」

--豊島前竜王と今年はずっと対戦してきた。すべての棋戦で勝った要因は

「そうですね。豊島前竜王との対戦全体として、押されている対局が多かったので、結果を出せたことは幸運だったのかなと感じています」

--終局後に序列トップになった話が出た。それにふさわしい内容をといっていたが、これから棋士としてどのような方向性、目標をもってやる

「今回竜王を獲得することができて、竜王位の重みは感じる。それにふさわしい将棋ができれば。目標はこれまでと変わらず強くなるということを目標にすえてやっていきたい」

--竜王獲得で序列トップになった。大きな節目だがどんな印象か

「あぁはい、そうですね。それについてはあまり意識したことはなかったんですけど。うーん……。一位というのは光栄なことかなと思うし、同時に身の引き締まる思いです」

--王位戦、叡王戦、竜王戦の「十九番勝負」で豊島前竜王と戦って得られた経験や教訓があれば

「全体として気づいていない手を指されたり、気づいていない間に悪くなってしまったりしたことがあった。自分の課題を突き付けられたと同時に勉強になったのかなという風に感じています」

--今日は師匠の杉本昌隆八段の誕生日。よいプレゼントになったと思うが

「師匠の誕生日は知らなかったんですけど、本当にこれまでお世話になってばかりだったので初めてプレゼントというかそういうものができたのかなと思います」