春高バレー

福岡 男子は昨年度日本一の東福岡が11連覇、女子は八女学院が初の全国切符

スパイクをブロックする東福岡の木下魁十(右)ら=13日午後、福岡市東区(中村雅和撮影)
スパイクをブロックする東福岡の木下魁十(右)ら=13日午後、福岡市東区(中村雅和撮影)

「春の高校バレー」として行われる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)の福岡県大会決勝が13日、福岡市総合体育館(同市東区)であり、男子は東福岡が11年連続13回目、女子は八女学院が初めての全国大会への切符をつかんだ。全国大会は来年1月5日に東京体育館(東京都)で開幕する。

【男子】

昨年度の春高バレー全国大会の男子優勝校、東福岡が福岡大大濠を下し、県大会11連覇を決めた。

昨春の日本一メンバーが多く残る東福岡は、長身の2年生エース、川野と3年生の坪谷を中心に高い攻撃力を見せる。山田も効果的な移動攻撃を要所で見せた。

高さで劣る福岡大大濠は、練習を重ねてきたサーブや左腕2人をメンバー入りさせるなど東福岡対策を練ってきた。また、時間差スパイクで東福岡の守備陣を翻弄するなど、食らいついた。

東福岡は、一時リードされる展開もあったが、慌てることなく立て直し、最終的にはストレート勝ちを決めた。

東福岡・藤元聡一監督

選手たちの動きは硬かった。残り1カ月半、しっかり準備をしていく。多くの課題が残っている。

東福岡・葭原昂大主将

自分たちの課題が多く出たと思う。全国で通用し、もう一度、頂点を取るには修正していく必要がある。

【女子】

全国大会出場を決め、喜ぶ八女学院の選手ら=13日午後、福岡市東区(中村雅和撮影)
全国大会出場を決め、喜ぶ八女学院の選手ら=13日午後、福岡市東区(中村雅和撮影)

八女学院がストレート勝ちで悲願の全国行きの切符を手にした。ただ、3セットのうち、2セットがジュースにもつれ込む熱戦となるなど、福岡女学院も粘りを見せた。

八女学院は突出したエースはいないが、全員バレーをモットーとする。第1セットから主将・楢原を中心にスパイク、ブロックともにメンバー全員がカバーし合い、試合を作っていく。一方、インターハイでベスト16入りし、勢いに乗る福岡女学院もエースの大路を中心に食らいつき、シーソーゲームが続く。

セットカウント2―0で迎えた第3セットも一進一退の展開を見せたが、八女学院が最後まで集中力を切らさず、栄冠をつかんだ。

■八女学院・木屋和成監督

選手たちの頑張りを信頼していた。やってくれると信じていた。

■八女学院・楢原萌々華主将

最後まで粘ることができた。今までの先輩の思いも背負い、全国で戦う。