ベラルーシ問題、擦れ違い、仏露2プラス2

12日、ベラルーシのポーランドとの国境地帯で、水を求めて列を作る難民ら(タス=共同)
12日、ベラルーシのポーランドとの国境地帯で、水を求めて列を作る難民ら(タス=共同)

フランスとロシアは12日、パリで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を行った。ベラルーシ西部のポーランド国境に欧州連合(EU)入域を図る多数の難民が集結している問題については、双方の主張が擦れ違いに終わった。仏露両政府が発表した。

フランスはロシアに対し、ベラルーシへの影響力を使い、事態を収拾させるよう促した。一方、ロシアは関係国の対話によって問題を解決すべきだとするこれまでの立場を強調した。

またフランスは、対テロ作戦を行っているアフリカ・サハラ砂漠南部のサヘル地域へ、ロシアの民間軍事会社が活動を広げることを強く懸念しており「地域を不安定化する危険があり、フランスや協力国の利益に抵触する」と、断固として反対する意向を伝達した。

仏露の2プラス2は2019年9月にモスクワで行って以来。協議ではアフガニスタン情勢やイラン核問題、悪化するロシアと北大西洋条約機構(NATO)の関係も議題とした。(共同)