大躍進の河辺愛菜「驚き」 フィギュアNHK杯、SP2位

女子SP 演技する河辺愛菜=国立代々木競技場
女子SP 演技する河辺愛菜=国立代々木競技場

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は12日、東京・国立代々木競技場で開幕し、女子ショートプログラム(SP)は河辺愛菜(木下アカデミー)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて2位につけた。

点数を確認した女子の河辺は、目を丸くした。73・88点。2020年1月のユース五輪で出した国際スケート連盟(ISU)公認の自己ベスト(65・84点)を大幅に更新し、「70点を目標にしていた。予想以上の点数が出て、驚きとうれしい気持ちでいっぱい」と喜んだ。

GP第2戦スケートカナダのリベンジを果たした。SPで転倒し、フリーで回転不足になったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を冒頭で成功させた。出来栄え点(GOE)で2・06点の加点を引き出す華麗なジャンプとなり、「降りた後は安心した」という。その後はルッツ-トーループの連続3回転と単発の3回転フリップをきっちりと決め、ノーミスでまとめた。

紀平梨花(トヨタ自動車)がけがで欠場したため、今大会への出場が決まった。急遽(きゅうきょ)、手にしたGP2戦目で、SP2位と大躍進。フリーへ「切り替えて、落ち着いてノーミスしたい。この順位をキープできたら」と静かに闘志を燃やした。(久保まりな)