山口FGは4期ぶり増益

記者会見する山口フィナンシャルグループの椋梨敬介社長(左から2人目)と傘下3銀行の頭取=山口県下関市
記者会見する山口フィナンシャルグループの椋梨敬介社長(左から2人目)と傘下3銀行の頭取=山口県下関市

山口フィナンシャルグループ(FG)が12日発表した令和3年9月中間連結決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が前年同期比0・2%減の754億円、最終利益が同43・7%増の121億円と減収増益だった。増益は4期ぶりで、取引先の倒産などに備える信用コストが大幅に減ったことが主な要因。

取引先の事業を支援するビジネスマッチングなどの手数料収入が増加したことも影響した。傘下の銀行単体の最終利益は、山口銀行が98億円、もみじ銀行が40億円、北九州銀行は15億円だった。

山口FGは、経営上の権限逸脱があったとして吉村猛前会長グループ最高経営責任者(CEO)を事実上解任した。椋梨敬介社長は12日の記者会見で「ガバナンスの点では心配をかけたが、決算で予想を上回る業績を残せた。株主に安心してもらえる材料になったのではないか」と述べた。