高校生の就職内定率62% 9月末時点、求職者減続く

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関(佐藤徳昭撮影)
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関(佐藤徳昭撮影)

来春卒業予定で就職を希望する高校生の内定率は、企業の採用選考解禁から半月後の9月末現在で62・0%だったことが12日、厚生労働省の調査で分かった。昨年は新型コロナウイルスの影響で日程が例年より1カ月遅れたため単純比較はできないが、同じく解禁から半月後だった昨年10月末時点と比べると2・2ポイント減になる。

厚労省によると、求人数は前年同期比0・3%減の約36万9千人で、コロナ禍前の令和元年より2割減った前年と同水準。一方、求職者数は同9・2%減の約13万8千人で、前年に続いて減った。就職希望から進学などに切り替える動きが続いているとみられる。

今年の採用選考は、新型コロナの緊急事態宣言などの期間中だった9月16日に解禁された。厚労省の担当者は「採用面接を制限解除後の10月にずらした企業があり、今後、内定率が急伸する可能性もある」としている。