福岡・簀子小跡地の再開発着工

医療・福祉施設が建設される福岡市立簀子小跡地
医療・福祉施設が建設される福岡市立簀子小跡地

福岡市中央区の市立簀子(すのこ)小学校跡地で、再開発事業を手掛ける病院運営会社の桜十字(熊本市)とJR九州が12日、安全祈願祭を執り行い、工事に着手した。医療・福祉施設を建設する予定で、令和6年1月の開業を目指す。

 安全祈願祭に出席したJR九州の青柳俊彦社長(右)
安全祈願祭に出席したJR九州の青柳俊彦社長(右)

約8500平方メートルの敷地に、9階建ての病院棟と13階建ての高齢者施設棟、3階建ての体育館の3棟を建設する。病院は100床で慢性期、回復期医療などに対応する。高齢者施設棟にはJR九州グループが住宅型有料老人ホーム「SJR」(168室)を設ける。

体育館や広場は地域住民も利用でき、災害時の避難場所としても活用する。周辺の商店街などとも連携し、地域のにぎわいを創出する。安全祈願祭に出席した高島宗一郎市長は「市が取り組む人生100年時代を見据えた『福岡100』のプロジェクトにも貢献してもらえる」と期待した。

JR九州が同市内の鉄道沿線以外で手掛ける再開発では六本松地区に続く事業で、青柳俊彦社長は「簀子エリアが従来と違う機能として新たに活用されるよう取り組む」と語った。桜十字の梶正登社長は「あらゆる世代が交流できる場をつくりたい」と述べた。