青森銀とみちのく銀が経営統合で正式合意 来年4月に「プロクレアHD」設立

来年4月の持ち株会社設立で合意し、握手を交わす青森銀行の成田晋頭取(左)とみちのく銀行の藤沢貴之頭取=12日、青森市(福田徳行撮影)
来年4月の持ち株会社設立で合意し、握手を交わす青森銀行の成田晋頭取(左)とみちのく銀行の藤沢貴之頭取=12日、青森市(福田徳行撮影)

青森県を地盤とする、青森銀行(本店・青森市、成田晋頭取)とみちのく銀行(同、藤沢貴之頭取)は12日、来年4月1日に持ち株会社を設立し、経営統合することで正式に合意したと発表した。社名は「プロクレアホールディングス」で資本金は200億円。本店は現在のみちのく銀本店、本社機能は青森銀の本店に置き、社長は成田頭取、副社長には藤沢頭取が就く。

両行は今後、令和6年4月の合併に向け準備を進めるとともに、同一地域の地銀再編を認める独禁法の特例法の初適用を目指す。

金融機関を取り巻く環境が厳しさを増す中、両行は経営基盤の強化を図るため、今年5月に経営統合の協議入りで合意していた。

経営統合によって組織体制をスリム化し、インフラの効率化を図るが、店舗数などは今後、検討していく。また、金融サービスの強化とともに農林水産分野やものづくりなど新たな事業展開も視野に入れる。

社名はラテン語の造語で、地域の可能性に挑戦し、未来を創造する意味が込められているという。

同市内で記者会見した成田頭取は「両行の強み、ノウハウを融合し、最良の選択と確信を持って進めていく」と話し、藤沢頭取も「新しいグループとして地域を作るための挑戦」と語った。