テレ朝情報番組審議入り BPO、放送倫理違反疑い

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は12日、視聴者からの質問コーナーで不適切な演出があったテレビ朝日の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」について、放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決めた。

番組は、今年3月以降、社外スタッフの男性チーフディレクターが事前に準備した想定質問を、視聴者の質問と偽って放送していた。

同委員会の小町谷育子委員長は「深刻な事案。委員からは質問内容によっては世論誘導になるかもしれないとの意見が出た」と述べた。

テレビ朝日は10月に「番組への信頼を大きく損ねる許されない事案」として謝罪し、コーナーを休止。番組のチーフプロデューサーら2人を減給処分にしている。