中米ホンジュラス大統領が台湾訪問へ 13日に蔡総統と会談

ホンジュラスのエルナンデス大統領(AP)
ホンジュラスのエルナンデス大統領(AP)

中米ホンジュラスの大統領府は11日、エルナンデス大統領が12日から3日間の日程で台湾を訪問し、蔡英文総統と会談すると発表した。台湾からの招待を受け、エルナンデス氏は10日、外遊先の米首都ワシントンを出発したという。

発表された日程によると、エルナンデス氏は呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相に相当)の出迎えを受け、蔡氏とは13日に会談する。

ロイター通信によると、台湾は15カ国と外交関係を樹立しており、ホンジュラスは今年で関係樹立から80年を迎える。

ホンジュラスは28日に大統領選を実施する。野党候補の一人が、当選した場合は台湾との外交関係を破棄し、中国と国交を樹立すると発言している。

現在2期目のエルナンデス氏は今回立候補していない。来年1月の退任を前に、台湾への関与強化を求める声が超党派で高まるワシントンから訪台することで、政府与党の対米重視の姿勢を内外にアピールした形だ。

大統領府によると、エルナンデス氏は、蔡総統との会談で8年間の在任中に台湾から受けた支援への感謝を伝えるという。(ニューヨーク 平田雄介)