九電、ドローンで草刈り 林業の負担軽減へ実験

平たんな地面に生えた草を刈るドローン=12日午前、大分県由布市
平たんな地面に生えた草を刈るドローン=12日午前、大分県由布市

九州電力は12日、ドローン開発のブルービー(熊本市)、千葉大と共同で、ドローンを使って森林の下草を刈る実証実験を大分県由布市で行った。林業の人手不足や高齢化が進む中、体力的に厳しく危険を伴う作業の機械化を目指す。林業でドローンを使い草刈りをするのは全国で初めての試みという。

ドローンは重さ約28キロ、幅約1・9メートル。機体の下部に長さ3・5メートルの棒を接続し、草刈り機をぶら下げている。実験では、ドローンと草刈り機をそれぞれの操縦者が操作し、機体を高さ約3~4メートルに保ち飛行させ、地面に生えた草を刈った。

今回の実験は、平たんな開けた場所で行った。機体が木にぶつからないよう障害物を回避する制御システムを今後開発する予定で、3年後の実用化を目指している。