岸田内閣が基本方針「信頼と共感の政治実現」

会見に臨む岸田文雄首相=10日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)
会見に臨む岸田文雄首相=10日午後、首相官邸(矢島康弘撮影)

第2次岸田文雄内閣は10日夜の初閣議で、内閣の基本方針を決めた。「一人一人の国民の声に寄り添い、多様な声を真摯(しんし)に受け止め、信頼と共感を得られる政治を実現する」と明記した。その上で①国民の声を丁寧に聞き、政策に反映②個性と多様性を尊重する社会を目指す③みんなで助け合う社会を目指す―を政権運営の基本として約束した。

新型コロナウイルス対策は対応の全体像を早急に示し、最悪の事態を想定して感染拡大に備えるとした。「新しい資本主義」により成長を実現し、成果を実感できる経済をつくると明言。成長戦略、分配戦略について「施策の具体化を急ぐ」とした。

外交は日米同盟を基軸とし、中国とは対話を継続しながら責任ある行動を求めるとした。東日本大震災をめぐっては「東北の復興なくして日本の再生なし」と明記し、福島の復興・再生に全力を尽くすと強調した。