日本最古の花展「池坊全国華道展」和と美テーマに

全国の華道家の作品が並べられた会場=京都市中京区
全国の華道家の作品が並べられた会場=京都市中京区

江戸時代前期から続く日本最古の花展「旧七夕会 池坊全国華道展」が10日、池坊会館(京都市中京区)で始まった。テーマは「和と美」。15日までの期間中、池坊専永家元や専好次期家元の作品を含む約850点が出展されている。

 聖徳太子の掛け軸。秋を代表するスイセンが生けられ、太子といけばなの縁が表現されている=京都市中京区
聖徳太子の掛け軸。秋を代表するスイセンが生けられ、太子といけばなの縁が表現されている=京都市中京区

今年は、いけばな発祥の地・六角堂(同区)を建立した聖徳太子が亡くなって1400年にあたるとされ、ゆかりの彫像や文献を集めた特別展を同時開催。普段は六角堂に安置されている室町時代作の「聖徳太子二歳像」や、大正~昭和時代に太子の姿を描いた掛け軸など約60点を間近で見ることができる。

掛け軸に描かれた太子の姿は時代によってイメージが異なり、大正~昭和のものは旧1万円札に使われていた太子像に似た図柄となっている。

入場料1千円(高校生以下は無料)。問い合わせは池坊華道会(075・231・4922)。(秋山紀浩)