ミャンマーの暴力激化に「深い懸念」 安保理が声明

米ニューヨークの国連本部(ロイター)
米ニューヨークの国連本部(ロイター)

国連安全保障理事会は10日、国軍のクーデターによる混乱が続くミャンマー情勢をめぐり、暴力の激化に「深い懸念」を表明し、国軍に対して「最大限の自制」を求める報道声明を発表した。

安保理がミャンマー情勢で声明を発表するのは、「デモ参加者への暴力を非難」する議長声明を3月に発表して以来。今月8日、ミャンマー総選挙から1年の節目に合わせ非公開で情勢を協議し、声明発表に向け調整を続けていた。

声明発表には全15理事国の同意が必要。ただ常任理事国の中国とロシアは、混乱はミャンマーの内政問題だとして距離を置く姿勢を崩しておらず、今回の声明にもクーデターや国軍を明示的に非難する文言は含まれなかった。(共同)