葉タバコ農家4割廃作へ 1729戸、10年ぶり募集

日本たばこ産業(JT)は11日、全国の葉タバコ農家の約4割に当たる1729戸が、令和4年以降の生産をやめると発表した。10年ぶりに実施した廃作希望の募集に応じた。国産葉タバコの4年の耕作面積は前年比で約34%減の3889ヘクタールになる。

廃作に応じた農家には、10アール当たり36万円の協力金を支払う。健康志向の高まりや段階的な増税によるたばこの販売減少を受けて葉タバコ農家は減少を続けており、平成23年の廃作募集でも4割に当たる約4千戸が応じた。

4年の耕作面積の減少率は、昭和60年の民営化以降では平成24年の約36%に次ぐ大きさになる。

4年産の全種類の平均買い入れ価格は、3年産と同じ1キロ当たり1924円15銭とした。この日開かれたJT社長の諮問機関「葉たばこ審議会」が、同社の諮問通りに答申した。