対馬に朝鮮通信使歴史館  「誠信の交流」資料50点

長崎県対馬市にオープンした対馬朝鮮通信使歴史館=2日
長崎県対馬市にオープンした対馬朝鮮通信使歴史館=2日

朝鮮王朝が日本に送った外交使節「朝鮮通信使」ゆかりの地、長崎県対馬市で、その歴史を紹介する「対馬朝鮮通信使歴史館」がオープンした。「誠信の交流」をテーマに、通信使を描いた絵巻など、実物と複製の計約50点を紹介。通信使研究の草分けで在日韓国人の歴史家、故辛基秀さんらの収集資料も市が新たに取得、展示している。

長崎県対馬市にオープンした対馬朝鮮通信使歴史館。右端は雨森芳洲の肖像=2日
長崎県対馬市にオープンした対馬朝鮮通信使歴史館。右端は雨森芳洲の肖像=2日

2017年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録された通信使の資料をデジタルアーカイブで全て閲覧できる検索機を設置。日本側の玄関口、対馬藩で外交に奔走した儒学者雨森芳洲の肖像や、その功績などを紹介する映像もある。

故辛基秀さんの収集資料(左)を見る対馬朝鮮通信使歴史館の町田一仁館長=2日、長崎県対馬市
故辛基秀さんの収集資料(左)を見る対馬朝鮮通信使歴史館の町田一仁館長=2日、長崎県対馬市