殺人疑い19歳を逆送 都内ホテル2人死傷 家裁支部

東京都立川市のホテルで6月、風俗店店員の女性(31)=相模原市=が刺されて死亡、20代の男性店員が負傷した事件で、東京家裁立川支部は11日、殺人容疑などで家裁送致された無職少年(19)の少年審判を開き、検察官送致(逆送)とする決定をした。東京地検立川支部が今後、起訴する見通し。

古谷慎吾裁判長は決定理由で「計画性と強固な殺意に基づく、極めて執拗(しつよう)かつ残忍な犯行だ」などと指摘し、刑事処分が相当とした。

決定によると、少年は6月1日、ホテルの客室で女性の胸などを包丁で多数回刺して殺害し、廊下で男性の腹を刺して重傷を負わせたとしている。

警視庁が事件翌日に男性への殺人未遂容疑で逮捕、その後、女性への殺人容疑などで再逮捕した。地検立川支部は刑事責任能力の有無や程度を調べるために鑑定留置した後、10月に家裁送致していた。