ベラルーシ、欧州向けガス停止を警告 難民問題でEUを牽制

10日、ベラルーシ西部のポーランド国境で暖を取る難民ら(AP=共同)
10日、ベラルーシ西部のポーランド国境で暖を取る難民ら(AP=共同)

ベラルーシ西部のポーランド国境で欧州連合(EU)入りを狙う難民数千人が立ち往生している問題で、ベラルーシのルカシェンコ大統領は11日、EUが同国に新たな制裁を科せば、ロシア産天然ガスを自国経由で欧州に送っているパイプラインを止める可能性があると警告した。インタファクス通信が伝えた。

EUのフォンデアライエン欧州委員長は10日、ベラルーシが意図的に中東などからの難民らを送り込んでいるとして制裁を強化すると発表していた。

ルカシェンコ氏は、ポーランドが難民流入阻止を名目に国境に約1万5000人の兵士を展開しているとし「全く不適切だ」と非難。ベラルーシ国防省などに国境警備を強化するよう指示した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は同日、プーチン大統領がEU側との仲介努力を続ける意向だと述べた。(共同)