ストラディバリウスめぐり殺人か パラグアイ、独の父娘犠牲

南米パラグアイのメディアによると、首都アスンシオン郊外に住むドイツ人考古学者の男性(62)と娘(14)が殺害される事件が起き、パラグアイ検察は11日までに殺人容疑などで知人のドイツ人の男3人を逮捕した。男性の手元にあった最高峰の弦楽器、ストラディバリウスのバイオリンと鑑定書を奪うことが動機だったとしている。

音楽家で楽器修理も手掛けていた男性と娘は10月22日、自宅で撃たれて殺害されているのが発見された。男性は拷問された跡もあった。男性はドイツへの旅行の間、男の1人にバイオリンを預けていたとみられる。家宅捜索で4本のバイオリンが見つかった。

ストラディバリウスは、イタリアの弦楽器製作者アントニオ・ストラディバリが17~18世紀に約1000本作ったとされる希少なもので、数億~数十億円で取引されることもある。検察は男らがバイオリンを高値で売るために鑑定書を奪おうとし、2人を殺害したとみている。(共同)